- Date: Thu 19 03 2020
- Category: 歴史
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海外「鎖国はなかった?」もしも日本が中世時代にキリスト教を受け入れていたらどうなっていた?歴史にifに海外興味津々(海外反応)
海外「鎖国はなかった?」もしも日本が中世時代にキリスト教を受け入れていたらどうなっていた?歴史にifに海外興味津々(海外反応)
投稿者
もしも日本が1637年にキリスト教を受け入れていたら
まず皆が知ってるところから始めよう
日本はアジアに位置する国だね
日本ついて皆が知ってることの中で、キリスト教はきっとリストの最後に来るものだと思う
でも、400年前には日本はキリスト教国家になる一歩手前だったんだ
実際日本がその時キリスト教国家になってたら、今はどんな感じになってるんだろう?
国境とか文化とかその他諸々はどんな風になってるのかな
僕らが今日考察する時代は1590年と1637年だよ
第一部 反乱
時は1637年
その当時世界で知られていたのは、地図で色がついているところだけだった
日本のことはまずまず知られてたけど、灰色ってところだったかな
当時は徳川が日本中をその勢力下に収めてから、30年くらいといったところ
これは17世紀半ばの世界の状況からすれば、平均以上に平和が続いた時代だよ
世界では紛争による死者の数がすごく増えてた時代だったんだ
そうは言っても、日本の一般の人たちの暮らしは中々厳しかった
地方を収める大名にはかなりの力が与えられていて、めっぽうな税を課してる地方もあった
酷い所では家族に死者が出たことに対しても税を課していた所もあったくらいだ
税を払えない場合、男性はせっかんを受け、女性は岡場所に売り払われたりしたよ
九州、特に長崎あたりはすでにヨーロッパとの交流があった
大名の中にはヨーロッパ人を保護し、他の大名と対峙するのに利用するものもいた
中にはヨーロッパ人との関係を強化するために、キリスト教に改宗するものも出たよ
日本の南部では、庶民の間でもキリスト教は人気があったんだ
当時の日本の宗教の主なものは、神道・仏教・儒教だった
これらの宗教の中では、特に儒教で顕著だったんだけど、人は階級によって明確に順位建てがなされていた
でも、キリスト教では神の元では皆が平等だって教えられたんだ
身分の低い者も、位の高い者以上に天国に行けるかもしれない
キリスト教は九州南部に広がって、キリスト教が宗教の主流になっていったよ
キリスト教の危険性を認識した中央政府は、キリスト教徒の弾圧を始める
そのため、キリスト教徒は地下に潜って信仰を深めある種の抵抗勢力になっていったんだ
キリスト教徒が政府に反対して行動を起こしたとき、庶民の中にはそれに従う者が大勢出た
反逆者が勝利を収めるってことは、はなから考えられていなかった
日本全体をキリスト教の影響下に置くってことは、まったく不可能な話だった
島を占拠したキリスト教徒に対して、幕府はその11倍の勢力を配置して事に臨んだ
でも、そんな中で色々な出来事もあったんだ
これが成功してたら、日本中がキリスト教に改宗してたかもしれない
第一にもっと多くの日本人がキリスト教に改宗する必要があった
キリスト教は九州南部では最大の宗教で、その他の地方では散見されたくらいだったよ
徳川幕府はキリスト教徒の大名たちに天下平定の任を担わせた背景がある
ポルトガルの海軍力を利用したんだ
そんな背景から、キリスト教は九州南部では広く信仰されるようになっていた
覚えてる? ロシアの共産革命が起きたとき実際の共産主義者は人口の5%にしか過ぎなかったってこと
ローマ帝国の時だって、キリスト教徒の数は7.5%にしか過ぎなかったよ
もう一つ、キリスト教徒がもっとヨーロッパの兵器を取り入れていたとしたら
もし日本がポルトガルが当時持ってた兵器や戦術を採用していたら
16世紀頃までは、ヨーロッパの戦闘では騎馬団の騎士が戦力の主流だった
日本でも騎馬の侍はいたけど、これは主に個人戦を担ってた
15-16世紀になると、戦術を持った戦団での戦いが行われるようになった
戦術訓練の重要性が認識された時期だった
この集団戦術が成功すれば、世界をその手に収めることも可能だったよ
日本は、ヨーロッパ以外で唯一集団での戦術を採用した国家だった
16世紀半ばでは、日本が一番優れた集団戦術を実行してた、って言っても言い過ぎではないよ
日本は、ヨーロッパで使われていた火器銃器を採用したし、ヨーロッパに先駆けて統制立った鉄砲隊を組織することにも成功した
城壁のデザインにしても、ヨーロッパよりも頑丈なものを造ることに成功した
これが何を意味するかって言うと、歩兵クラスが侍クラスを凌駕することが可能になってた、ってこと
例えば、火縄銃部隊が結束して侍に銃を向けたら、革命に成功してたかもしれない
そのことが頭にあったから、島原の乱の後で幕府は火縄銃の使用を禁止したんだ
この反乱が起きた時、ヨーロッパは反乱軍を支持しなかった
当時日本にかかわりを持っていたヨーロッパの国は2国に過ぎなかった
その一つがポルトガルだけど、ポルトガルは当時自国の抱えるスペインからの独立戦争で忙しかった
オランダは交易にしか興味がなかった
反乱軍は九州だけじゃなく、本州南部にも広がりを見せていた
九州の反乱軍を外れた勢力が他に拡大を見せていたら、日本は反逆軍が支流となった南部と幕府を中心とした中・北部に2分されただろうね
様々な勝ったり負けたりを経て、反逆軍が江戸を制圧してたかもしれない
第2部 日本の統治
島原の乱は、どうやって日本を統治するかっていうほどの規模には発展しなかった
フランス革命のバスティーユでの出来事とかが頭に浮かぶけどね
この乱を、他の市民革命と比べてみよう
キリスト教、特にカソリックが日本の国教になっていただろうね
アメリカ・ロシア・イギリスなんかでも革命は反逆軍が敵軍を打ち破ることで、王政の廃止とか極端な動きに達する
日本も反乱が成功していたら、最初は強力な独裁が敷かれてそれがだんだんと緩やかなものに変わっていっただろうね
キリスト教の姿も段々日本化していって、ヨーロッパのものとは異なるものになっていっただろうと思う
初期の段階では、多くの聖職者が日本に渡ってきて布教活動をするけど、西洋の文化がそのまま日本に定着することはないだろうね
日本人は、日本的なカソリックの姿を育てていくだろう
例えば、日本や中国の仏教がインドの仏教とは似て非なるものだってことと同様だよ
日本の歴史を見ると、第2次大戦後のアメリカの占領や明治時代の始まり、徳川幕府にしても、神としての天皇の地位が失われることはなかった
もし日本がキリスト教国家になっていたら、天皇は象徴としての役割を与えられて神以外の名称が使われただろうね
イエス・キリストの親戚とか呼ばれていたかもしれない。。。。
島原の乱は、民衆の蜂起以外の何物でもなかった
もし、この反乱の影響が天皇制にも及んでいたら、その効果はフランス革命並みだっただろう
貴族制度は破壊されていただろうね
あの当時の日本は、何世紀にもわたる無秩序な時代の後での商業の発展を見た時代だった
貴族が存在しないことで、庶民の自由度は増し市場主義の中での役割を増していく
商人の社会での勢力が増し、聖職者と共に高い地位を築いていったことだろうね
日本は独自な発展を遂げていったと思う
島原の乱が失敗したことで、日本はあの反乱が目指したのと真逆の方向に進むことになる
日本は鎖国を実行し、他国との交流を断つ
海外の書籍や物品・武器・宗教は禁止された
その後、他国との交流を200年にわたって閉ざしてしまったんだ
階級制が定着し、礼儀が重んじられるようになる
第3部 その他のアジア
もしキリスト教が日本で宗教の主流となっていたら、日本から学ぼうって言う姿勢ももっと大きかったことだろうね
日本は西洋に門戸を開き、西洋の文化を積極的に取り入れたことだろう
明治時代の初めに起きたことが、200年早く起こっていただろうね
日本が戦団戦術を進化させていたら、ヨーロッパとも対等に対話できていたことだろう
当時のアジアで主要なヨーロッパ勢力はオランダだった
オランダはポルトガルの衰退に付け込んで、ポルトガルの影響下にあったアジア諸国を取り込むことに成功した
ここで問題になったのは、日本のキリスト教はポルトガルによって持ち込まれたものだってこと
日本はポルトガルに味方して、オランダをアジアから駆逐するのに加担しただろう
一方で、当時フィリピンを統治していたスペインとも良い関係を継続しようとしただろうね
スペインもカソリックだったから
でも、日本でのカソリックは更に日本化してたと思うよ
だから、早晩スペインとは袂を分かってたかもしれない
これは単純に地政学的な観点からの僕の仮設でしか過ぎないんだけど
勢力が弱まってきたフィリピンのスペインとは衝突が避けられなくなっていったかもしれない
日本の方が先進の武器を備えていただろうから、もしフィリピンのスペイン勢力との間に戦争が勃発していたら、日本の方が勝利を収めていたことだろう
その後日本はフィリピンを拠点として、アジアでの勢力を拡大していく
統治国のヨーロッパ列強ははるか離れたところに居たから、本拠地の近くにあった日本の方が地理的にうんと有利だったことだろうね
その当時のアジア諸国の軍事力は、本当に取るに足りないものだったから
日本がその気になったら、オーストラリアとかアメリカ西海岸までだって勢力を拡大できていたかもしれないよ
どれくらいの勢力になっていたかなんて、想像もつかないよ
当時の中国は清朝の時代だった
軍事力や技術力は日本のそれに遠く及ばなかったけど、兎に角広大な領土を国力のバックボーンにしてた
日本は中国も手中に収めたかったと思うよ、制海権は奪取したかもしれないけど、これは中国にはそんなに重要な事じゃなかった
18世紀になると、中国の王朝は凋落していく
日本の政府だって、イギリスが中国に仕掛けたアヘン戦争くらいのインパクトがある戦いを仕掛けることができたかもしれない
19世紀の半ばには、中国はいくつかの戦争を体験する
特筆すべきは1851年に起きたキリスト教信仰を基礎とした太平天国の乱だろうね
反乱勢力は、当時の中国の中心地を制圧し中国全土に勢力を拡大するまでに至った
19世紀の段階で日本がすでにキリスト教国家になっていたとしても、やっぱり太平天国の乱は起きていたと思う
もしそうなっていたら、中国でも西欧式のキリスト教国家が誕生していたかもしれない
キリスト教国家の日本が参画していたら、反乱軍は間違いなく勝利を収めていたと思うよ
日中は強固な関係を築いただろうし、これによって中国の近代化は100年早く訪れていただろうね
中国でのキリスト教も、やっぱりすごく中国的になってただろうと思うよ
既存の仏教と混ざり合ったものになっていただろうね
中国はアジアの列強となって、第1次世界大戦にも勝利を収めていたことだろう
中国に国境を接する国々が同盟を組んで、それ以上中国の勢力が拡大しないように画策してたと思う
一方、太平天国の乱が制御不能に陥って、キリスト教徒自身も目的を達成できなかった、っていうシナリオも考えられる
このシナリオだったら、中国の勢力拡大もそれほどのものではなかったと思うよ
でも、やっぱり中国の近代化は実際の歴史上の近代化よりも早く発生してたと思う
キリスト教国家となった日本の近代化が早く発生したことの余波は、絶対中国まで届いていたと思う
どちらにしろ、アジア列強の勢力はかなりなものになっていただろうと思う
西欧のテクノロジーが1世紀前に導入されたことによって、歴史上実際に起きた西欧列強による東南アジアの植民地化は起きなかったことだろうね
日本は太平洋の覇権を握る勢力となり、中国がアジアの雄となっていたはずだよ
右手に聖書、左手にはアニメ、っていう世界で稀に見る強力な国になってただろうねぇ
日本の侍がクルセイダーになって逆にヨーロッパに攻めてきたりして。。。。
Japanって名前も変わってたかもしれないね
もし、17世紀に日本がキリスト教を取り入れてたら、19世紀に鉄道を敷設するときもイギリス式じゃなくてヨーロッパ式の線路幅になってたかも
日本がキリスト教国家だったら、アメリカは原爆を投下しなかったのかな?
実際のところ、キリストと天皇の関係にどう整合性を持たせたんだろう??
もし日本がキリスト教国家だったら、アニメや漫画の描写も今とは全然違ってただろうね
天皇の立場が違ったものだったら、第2次大戦も全く違った戦争になってただろうね
日本が宣教師を世界に送り出したら、それはそれで世界で紛争の元になってただろうね
もしモンゴルがエルサレムまで侵攻してたら、今の世界情勢は全く違ったものになってたよ
日本の東北にはキリストの墓があるらしいよ。。。。
逆に西欧が仏教を取り入れていたら、今の世界はどんな様相を見せてるんだろう?
こういう、もしXXが○○だったら、って言う仮説の動画大好き
織田信長は新しいものを取り入れるの大好きだったんだよね、もし彼が天下を取ってたら鎖国はなかったのかも。。。。
仏教は日本に到達したのに、インド人が日本まで来なかったのはなぜなんだろう?
アメリカが第2次大戦後に天皇制を廃止してたら、今の日本はどんな姿なんだろう?
フィリップ・ジェンキンズが世界中に散らばった宣教師の話をまとめてるよ、一度機会があったら読んでみて
キリスト教の日本が日中戦争に勝利してたら、今の世界の勢力図は全く違ったものだよ
スペインはもともと植民地にした国でカソリックと土着の宗教の融合を認めてたよ
忠臣蔵とか七人の侍・羅生門とかが無くならないなら、日本がキリスト教の国になっても文句はない
もしキリスト教が国境になっていたら、日本はラテンを国の言葉にしてたと思う
うーん、ラディカル過ぎて想像できないな。。。。
https://www.youtube.com/watch?v=vWcxVB9QWZ4
投稿者
もしも日本が1637年にキリスト教を受け入れていたら
まず皆が知ってるところから始めよう
日本はアジアに位置する国だね
日本ついて皆が知ってることの中で、キリスト教はきっとリストの最後に来るものだと思う
でも、400年前には日本はキリスト教国家になる一歩手前だったんだ
実際日本がその時キリスト教国家になってたら、今はどんな感じになってるんだろう?
国境とか文化とかその他諸々はどんな風になってるのかな
僕らが今日考察する時代は1590年と1637年だよ
第一部 反乱
時は1637年
その当時世界で知られていたのは、地図で色がついているところだけだった
日本のことはまずまず知られてたけど、灰色ってところだったかな
当時は徳川が日本中をその勢力下に収めてから、30年くらいといったところ
これは17世紀半ばの世界の状況からすれば、平均以上に平和が続いた時代だよ
世界では紛争による死者の数がすごく増えてた時代だったんだ
そうは言っても、日本の一般の人たちの暮らしは中々厳しかった
地方を収める大名にはかなりの力が与えられていて、めっぽうな税を課してる地方もあった
酷い所では家族に死者が出たことに対しても税を課していた所もあったくらいだ
税を払えない場合、男性はせっかんを受け、女性は岡場所に売り払われたりしたよ
九州、特に長崎あたりはすでにヨーロッパとの交流があった
大名の中にはヨーロッパ人を保護し、他の大名と対峙するのに利用するものもいた
中にはヨーロッパ人との関係を強化するために、キリスト教に改宗するものも出たよ
日本の南部では、庶民の間でもキリスト教は人気があったんだ
当時の日本の宗教の主なものは、神道・仏教・儒教だった
これらの宗教の中では、特に儒教で顕著だったんだけど、人は階級によって明確に順位建てがなされていた
でも、キリスト教では神の元では皆が平等だって教えられたんだ
身分の低い者も、位の高い者以上に天国に行けるかもしれない
キリスト教は九州南部に広がって、キリスト教が宗教の主流になっていったよ
キリスト教の危険性を認識した中央政府は、キリスト教徒の弾圧を始める
そのため、キリスト教徒は地下に潜って信仰を深めある種の抵抗勢力になっていったんだ
キリスト教徒が政府に反対して行動を起こしたとき、庶民の中にはそれに従う者が大勢出た
反逆者が勝利を収めるってことは、はなから考えられていなかった
日本全体をキリスト教の影響下に置くってことは、まったく不可能な話だった
島を占拠したキリスト教徒に対して、幕府はその11倍の勢力を配置して事に臨んだ
でも、そんな中で色々な出来事もあったんだ
これが成功してたら、日本中がキリスト教に改宗してたかもしれない
第一にもっと多くの日本人がキリスト教に改宗する必要があった
キリスト教は九州南部では最大の宗教で、その他の地方では散見されたくらいだったよ
徳川幕府はキリスト教徒の大名たちに天下平定の任を担わせた背景がある
ポルトガルの海軍力を利用したんだ
そんな背景から、キリスト教は九州南部では広く信仰されるようになっていた
覚えてる? ロシアの共産革命が起きたとき実際の共産主義者は人口の5%にしか過ぎなかったってこと
ローマ帝国の時だって、キリスト教徒の数は7.5%にしか過ぎなかったよ
もう一つ、キリスト教徒がもっとヨーロッパの兵器を取り入れていたとしたら
もし日本がポルトガルが当時持ってた兵器や戦術を採用していたら
16世紀頃までは、ヨーロッパの戦闘では騎馬団の騎士が戦力の主流だった
日本でも騎馬の侍はいたけど、これは主に個人戦を担ってた
15-16世紀になると、戦術を持った戦団での戦いが行われるようになった
戦術訓練の重要性が認識された時期だった
この集団戦術が成功すれば、世界をその手に収めることも可能だったよ
日本は、ヨーロッパ以外で唯一集団での戦術を採用した国家だった
16世紀半ばでは、日本が一番優れた集団戦術を実行してた、って言っても言い過ぎではないよ
日本は、ヨーロッパで使われていた火器銃器を採用したし、ヨーロッパに先駆けて統制立った鉄砲隊を組織することにも成功した
城壁のデザインにしても、ヨーロッパよりも頑丈なものを造ることに成功した
これが何を意味するかって言うと、歩兵クラスが侍クラスを凌駕することが可能になってた、ってこと
例えば、火縄銃部隊が結束して侍に銃を向けたら、革命に成功してたかもしれない
そのことが頭にあったから、島原の乱の後で幕府は火縄銃の使用を禁止したんだ
この反乱が起きた時、ヨーロッパは反乱軍を支持しなかった
当時日本にかかわりを持っていたヨーロッパの国は2国に過ぎなかった
その一つがポルトガルだけど、ポルトガルは当時自国の抱えるスペインからの独立戦争で忙しかった
オランダは交易にしか興味がなかった
反乱軍は九州だけじゃなく、本州南部にも広がりを見せていた
九州の反乱軍を外れた勢力が他に拡大を見せていたら、日本は反逆軍が支流となった南部と幕府を中心とした中・北部に2分されただろうね
様々な勝ったり負けたりを経て、反逆軍が江戸を制圧してたかもしれない
第2部 日本の統治
島原の乱は、どうやって日本を統治するかっていうほどの規模には発展しなかった
フランス革命のバスティーユでの出来事とかが頭に浮かぶけどね
この乱を、他の市民革命と比べてみよう
キリスト教、特にカソリックが日本の国教になっていただろうね
アメリカ・ロシア・イギリスなんかでも革命は反逆軍が敵軍を打ち破ることで、王政の廃止とか極端な動きに達する
日本も反乱が成功していたら、最初は強力な独裁が敷かれてそれがだんだんと緩やかなものに変わっていっただろうね
キリスト教の姿も段々日本化していって、ヨーロッパのものとは異なるものになっていっただろうと思う
初期の段階では、多くの聖職者が日本に渡ってきて布教活動をするけど、西洋の文化がそのまま日本に定着することはないだろうね
日本人は、日本的なカソリックの姿を育てていくだろう
例えば、日本や中国の仏教がインドの仏教とは似て非なるものだってことと同様だよ
日本の歴史を見ると、第2次大戦後のアメリカの占領や明治時代の始まり、徳川幕府にしても、神としての天皇の地位が失われることはなかった
もし日本がキリスト教国家になっていたら、天皇は象徴としての役割を与えられて神以外の名称が使われただろうね
イエス・キリストの親戚とか呼ばれていたかもしれない。。。。
島原の乱は、民衆の蜂起以外の何物でもなかった
もし、この反乱の影響が天皇制にも及んでいたら、その効果はフランス革命並みだっただろう
貴族制度は破壊されていただろうね
あの当時の日本は、何世紀にもわたる無秩序な時代の後での商業の発展を見た時代だった
貴族が存在しないことで、庶民の自由度は増し市場主義の中での役割を増していく
商人の社会での勢力が増し、聖職者と共に高い地位を築いていったことだろうね
日本は独自な発展を遂げていったと思う
島原の乱が失敗したことで、日本はあの反乱が目指したのと真逆の方向に進むことになる
日本は鎖国を実行し、他国との交流を断つ
海外の書籍や物品・武器・宗教は禁止された
その後、他国との交流を200年にわたって閉ざしてしまったんだ
階級制が定着し、礼儀が重んじられるようになる
第3部 その他のアジア
もしキリスト教が日本で宗教の主流となっていたら、日本から学ぼうって言う姿勢ももっと大きかったことだろうね
日本は西洋に門戸を開き、西洋の文化を積極的に取り入れたことだろう
明治時代の初めに起きたことが、200年早く起こっていただろうね
日本が戦団戦術を進化させていたら、ヨーロッパとも対等に対話できていたことだろう
当時のアジアで主要なヨーロッパ勢力はオランダだった
オランダはポルトガルの衰退に付け込んで、ポルトガルの影響下にあったアジア諸国を取り込むことに成功した
ここで問題になったのは、日本のキリスト教はポルトガルによって持ち込まれたものだってこと
日本はポルトガルに味方して、オランダをアジアから駆逐するのに加担しただろう
一方で、当時フィリピンを統治していたスペインとも良い関係を継続しようとしただろうね
スペインもカソリックだったから
でも、日本でのカソリックは更に日本化してたと思うよ
だから、早晩スペインとは袂を分かってたかもしれない
これは単純に地政学的な観点からの僕の仮設でしか過ぎないんだけど
勢力が弱まってきたフィリピンのスペインとは衝突が避けられなくなっていったかもしれない
日本の方が先進の武器を備えていただろうから、もしフィリピンのスペイン勢力との間に戦争が勃発していたら、日本の方が勝利を収めていたことだろう
その後日本はフィリピンを拠点として、アジアでの勢力を拡大していく
統治国のヨーロッパ列強ははるか離れたところに居たから、本拠地の近くにあった日本の方が地理的にうんと有利だったことだろうね
その当時のアジア諸国の軍事力は、本当に取るに足りないものだったから
日本がその気になったら、オーストラリアとかアメリカ西海岸までだって勢力を拡大できていたかもしれないよ
どれくらいの勢力になっていたかなんて、想像もつかないよ
当時の中国は清朝の時代だった
軍事力や技術力は日本のそれに遠く及ばなかったけど、兎に角広大な領土を国力のバックボーンにしてた
日本は中国も手中に収めたかったと思うよ、制海権は奪取したかもしれないけど、これは中国にはそんなに重要な事じゃなかった
18世紀になると、中国の王朝は凋落していく
日本の政府だって、イギリスが中国に仕掛けたアヘン戦争くらいのインパクトがある戦いを仕掛けることができたかもしれない
19世紀の半ばには、中国はいくつかの戦争を体験する
特筆すべきは1851年に起きたキリスト教信仰を基礎とした太平天国の乱だろうね
反乱勢力は、当時の中国の中心地を制圧し中国全土に勢力を拡大するまでに至った
19世紀の段階で日本がすでにキリスト教国家になっていたとしても、やっぱり太平天国の乱は起きていたと思う
もしそうなっていたら、中国でも西欧式のキリスト教国家が誕生していたかもしれない
キリスト教国家の日本が参画していたら、反乱軍は間違いなく勝利を収めていたと思うよ
日中は強固な関係を築いただろうし、これによって中国の近代化は100年早く訪れていただろうね
中国でのキリスト教も、やっぱりすごく中国的になってただろうと思うよ
既存の仏教と混ざり合ったものになっていただろうね
中国はアジアの列強となって、第1次世界大戦にも勝利を収めていたことだろう
中国に国境を接する国々が同盟を組んで、それ以上中国の勢力が拡大しないように画策してたと思う
一方、太平天国の乱が制御不能に陥って、キリスト教徒自身も目的を達成できなかった、っていうシナリオも考えられる
このシナリオだったら、中国の勢力拡大もそれほどのものではなかったと思うよ
でも、やっぱり中国の近代化は実際の歴史上の近代化よりも早く発生してたと思う
キリスト教国家となった日本の近代化が早く発生したことの余波は、絶対中国まで届いていたと思う
どちらにしろ、アジア列強の勢力はかなりなものになっていただろうと思う
西欧のテクノロジーが1世紀前に導入されたことによって、歴史上実際に起きた西欧列強による東南アジアの植民地化は起きなかったことだろうね
日本は太平洋の覇権を握る勢力となり、中国がアジアの雄となっていたはずだよ
右手に聖書、左手にはアニメ、っていう世界で稀に見る強力な国になってただろうねぇ
日本の侍がクルセイダーになって逆にヨーロッパに攻めてきたりして。。。。
Japanって名前も変わってたかもしれないね
もし、17世紀に日本がキリスト教を取り入れてたら、19世紀に鉄道を敷設するときもイギリス式じゃなくてヨーロッパ式の線路幅になってたかも
日本がキリスト教国家だったら、アメリカは原爆を投下しなかったのかな?
実際のところ、キリストと天皇の関係にどう整合性を持たせたんだろう??
もし日本がキリスト教国家だったら、アニメや漫画の描写も今とは全然違ってただろうね
天皇の立場が違ったものだったら、第2次大戦も全く違った戦争になってただろうね
日本が宣教師を世界に送り出したら、それはそれで世界で紛争の元になってただろうね
もしモンゴルがエルサレムまで侵攻してたら、今の世界情勢は全く違ったものになってたよ
日本の東北にはキリストの墓があるらしいよ。。。。
逆に西欧が仏教を取り入れていたら、今の世界はどんな様相を見せてるんだろう?
こういう、もしXXが○○だったら、って言う仮説の動画大好き
織田信長は新しいものを取り入れるの大好きだったんだよね、もし彼が天下を取ってたら鎖国はなかったのかも。。。。
仏教は日本に到達したのに、インド人が日本まで来なかったのはなぜなんだろう?
アメリカが第2次大戦後に天皇制を廃止してたら、今の日本はどんな姿なんだろう?
フィリップ・ジェンキンズが世界中に散らばった宣教師の話をまとめてるよ、一度機会があったら読んでみて
キリスト教の日本が日中戦争に勝利してたら、今の世界の勢力図は全く違ったものだよ
スペインはもともと植民地にした国でカソリックと土着の宗教の融合を認めてたよ
忠臣蔵とか七人の侍・羅生門とかが無くならないなら、日本がキリスト教の国になっても文句はない
もしキリスト教が国境になっていたら、日本はラテンを国の言葉にしてたと思う
うーん、ラディカル過ぎて想像できないな。。。。
https://www.youtube.com/watch?v=vWcxVB9QWZ4