- Date: Fri 08 05 2020
- Category: 歴史
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海外「今まで知らなかった…」最初は直刀だった?日本の刀の進化の歴史に海外興味津々(海外反応)
海外「今まで知らなかった…」最初は直刀だった?日本の刀の進化の歴史に海外興味津々(海外反応)
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侍の刀はどう進化したのか
侍は武将・大名の元に使える武官を指して、中世ヨーロッパの騎士と比べられることが多い
侍は両手で扱う片刃で少し反りが入った剣、「刀」を帯同していた
侍という身分が生まれたのに従って、刀もまた生を受けたんだ
戦いの場でも、老いた侍が死を迎える床でも刀は常に侍とともにあり
甲冑をつけている時でも、普段着の着物を着ている時でも、侍は常に刀を所持していた
どこの歴史を調べても、刀ほどその持ち主の身近に常に置かれていた武器はなかったよ
刀は侍の身分と特権の象徴でもあったんだ
侍の刀は多くの研究者から、最も完成された剣だと認識されている
刀はもともと、誰か優れた発明家が発明したものじゃなくて、時を経て段々と完成されてきたものなんだ
最初の刀は、直刀って呼ばれるもので3世紀から10世紀くらいの間使われていた
直刀のデザインや鋳物の技術は、その当時の中国や朝鮮半島で使われていた剣の影響を受けていたらしい
片手で扱う剣で、切り裂いたり刺したりするのに優れていたんだ
両刃のものもあったらしいけど、ほとんどがその後の刀と同じように片刃の剣だった
9世紀に入ると、日本は大きな変革の時を迎えるよ
首都が奈良から京都に移されたし、812年から14年の天然痘の蔓延で、人口の半分が亡くなったって言われてる
天皇の権威が失墜し、地方の武将が力をつけてきた
武将は広大な領地を治め、私兵を抱えるようになったんだ
この私兵が、初期の侍のすがた
この時期、刀も大きな変化を迎える
片手で扱う直刀は、両手で扱う太刀へとその姿を進化させた
これは、今一般に知られている刀よりも刃の部分が長いものだった
鋳物の技術の進化のお陰で、以前は硬くて戦場で簡単に折れてしまうものか、柔らかすぎてすぐに刃こぼれしてしまうものだった剣が、硬い芯を持ち刃に反りを持たせることで、相手の刀の力を吸収し攻撃にも防御にも役立つ刀となったんだ
初期の頃の刀は大きな反りを持っていたんだけど、その後反りの具合は緩やかなものになっていった
太刀から刀への進化そのものも、緩やかなものだったらしい
そんな中で最も顕著な変化は、その鋳造でもデザインでもなくて、刀をどのように携帯するかっていうところに現れた
太刀のように甲冑の腰に水平で反身を上にしてにささげるのでなく、刃を上にして指し落とすようになったんだ
ここで伝えておきたいことは、そもそも刀は戦場で使われる武器の中でも、サブ的な役割を果たすものだった、ってこと
元々侍の戦闘様式は、騎馬戦で、長い槍や薙刀などを使って戦うことが多かった
刀は馬から落ちたり槍が折れたりして、最終的に他に戦う手段がなくなった時の最後の頼みだった
こんな状況の時に、太刀では実際に刃を交わすまでに二手間かかるけど、刀であれば鞘から抜いたらすぐに切りつけることができるよね
戦いに明け暮れた戦国時代を生きる中で、侍はトライアル・アンド・エラーを重ねて、大ぶりな太刀から小回りの利く刀にたどり着き、それは城内の廊下などでの狭い場所でも有効だということも証明された
それでも、太刀と刀は両方とも、何世紀にもわたって実戦で使用されてきた
でも15世紀頃になると、太刀は段々刀に取って代わられるようになったよ
太刀なのか刀なのか見わけがつかないようなものもあるけど、その差はどこに刀工の銘が刻まれているかで判断されるんだ
刀に加えて、侍はもう一本短めの剣も帯同していた
これは、短刀だったり刃に反りが入った脇差だったり
この2本の刀をセットにして、“大小”って呼ばれてた
野太刀や大太刀と呼ばれる大ぶりの太刀を好む侍もいたよ
これらの大太刀は背負って運ばれることが一般的で、騎馬や室内で使われることはなかった
熟練した大太刀使いにかかると、一太刀で武士と馬を諸共切ることができたって言われている、ちょっと眉唾物ではあるけれど。。。。
へぇー、刀って元々他に武器が亡くなっちゃった時の、最後の頼みだったんだ。。。。
侍はそもそも弓矢や槍を使って騎馬で戦う専門家だったなんて、今まで知らなかった
大太刀を背中に背負ってるなんて、かっこいい!!!
昔は侍に息子が生まれたら刀を贈り、今は子供が生まれたら子守用のiPadを贈る
侍も刀もすっごくクール!
太刀と刀の違いって、刃の反り具合だと思ってた
蝦夷の剣が日本の刀に影響を与えたのかなぁ?
刀から、19-20世紀の軍刀までの変化ってどうやって起こったんだろう?
侍にとって刀って一生モノの財産だったんだねぇ、今のサラリーマンだと何が刀に当たるのかなぁ?
中世の騎士の剣はそれほど神聖な物じゃなかったけど、刀は神聖なものだったんだね
刃はできるだけ長い方が、敵との距離を保てるから有利かと思ったんだけど。。。。
モンゴル来襲をきっかけに、刀が短くなった、ってどっかで読んだけど
刀が実戦用でしかなかったときは、その作りももっと武骨だったらしいね、収集の対象になってから洗練されたデザインになったみたい
そういえば、草薙の剣も直刀だよね
侍って、ホントにいつでも刀腰に差してたの? 腰が痛くなりそう。。。。。
いつも身に着けてたけど、めったに実戦では使わなかったんだ
日本人は背も低いし腕も短いから、刀は短い方が使いやすかったんだろうね
刀に適した鋼って、どこで手に入れてたんだろう?
切りつける武器は、反りがあった方が有効に使えるよね
どの代だったかの将軍が、刀のスペックを決めたんじゃなかったっけ?
キルビルに出てきた、服部半蔵の刀って、どんなだったっけ?
長い間、侍って刀しか使わないって思ってたけど、槍とか薙刀とか弓矢とかいろいろ武芸に通じてたんだねぇ
https://www.youtube.com/watch?v=XJ1EF6HHceE
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侍の刀はどう進化したのか
侍は武将・大名の元に使える武官を指して、中世ヨーロッパの騎士と比べられることが多い
侍は両手で扱う片刃で少し反りが入った剣、「刀」を帯同していた
侍という身分が生まれたのに従って、刀もまた生を受けたんだ
戦いの場でも、老いた侍が死を迎える床でも刀は常に侍とともにあり
甲冑をつけている時でも、普段着の着物を着ている時でも、侍は常に刀を所持していた
どこの歴史を調べても、刀ほどその持ち主の身近に常に置かれていた武器はなかったよ
刀は侍の身分と特権の象徴でもあったんだ
侍の刀は多くの研究者から、最も完成された剣だと認識されている
刀はもともと、誰か優れた発明家が発明したものじゃなくて、時を経て段々と完成されてきたものなんだ
最初の刀は、直刀って呼ばれるもので3世紀から10世紀くらいの間使われていた
直刀のデザインや鋳物の技術は、その当時の中国や朝鮮半島で使われていた剣の影響を受けていたらしい
片手で扱う剣で、切り裂いたり刺したりするのに優れていたんだ
両刃のものもあったらしいけど、ほとんどがその後の刀と同じように片刃の剣だった
9世紀に入ると、日本は大きな変革の時を迎えるよ
首都が奈良から京都に移されたし、812年から14年の天然痘の蔓延で、人口の半分が亡くなったって言われてる
天皇の権威が失墜し、地方の武将が力をつけてきた
武将は広大な領地を治め、私兵を抱えるようになったんだ
この私兵が、初期の侍のすがた
この時期、刀も大きな変化を迎える
片手で扱う直刀は、両手で扱う太刀へとその姿を進化させた
これは、今一般に知られている刀よりも刃の部分が長いものだった
鋳物の技術の進化のお陰で、以前は硬くて戦場で簡単に折れてしまうものか、柔らかすぎてすぐに刃こぼれしてしまうものだった剣が、硬い芯を持ち刃に反りを持たせることで、相手の刀の力を吸収し攻撃にも防御にも役立つ刀となったんだ
初期の頃の刀は大きな反りを持っていたんだけど、その後反りの具合は緩やかなものになっていった
太刀から刀への進化そのものも、緩やかなものだったらしい
そんな中で最も顕著な変化は、その鋳造でもデザインでもなくて、刀をどのように携帯するかっていうところに現れた
太刀のように甲冑の腰に水平で反身を上にしてにささげるのでなく、刃を上にして指し落とすようになったんだ
ここで伝えておきたいことは、そもそも刀は戦場で使われる武器の中でも、サブ的な役割を果たすものだった、ってこと
元々侍の戦闘様式は、騎馬戦で、長い槍や薙刀などを使って戦うことが多かった
刀は馬から落ちたり槍が折れたりして、最終的に他に戦う手段がなくなった時の最後の頼みだった
こんな状況の時に、太刀では実際に刃を交わすまでに二手間かかるけど、刀であれば鞘から抜いたらすぐに切りつけることができるよね
戦いに明け暮れた戦国時代を生きる中で、侍はトライアル・アンド・エラーを重ねて、大ぶりな太刀から小回りの利く刀にたどり着き、それは城内の廊下などでの狭い場所でも有効だということも証明された
それでも、太刀と刀は両方とも、何世紀にもわたって実戦で使用されてきた
でも15世紀頃になると、太刀は段々刀に取って代わられるようになったよ
太刀なのか刀なのか見わけがつかないようなものもあるけど、その差はどこに刀工の銘が刻まれているかで判断されるんだ
刀に加えて、侍はもう一本短めの剣も帯同していた
これは、短刀だったり刃に反りが入った脇差だったり
この2本の刀をセットにして、“大小”って呼ばれてた
野太刀や大太刀と呼ばれる大ぶりの太刀を好む侍もいたよ
これらの大太刀は背負って運ばれることが一般的で、騎馬や室内で使われることはなかった
熟練した大太刀使いにかかると、一太刀で武士と馬を諸共切ることができたって言われている、ちょっと眉唾物ではあるけれど。。。。
へぇー、刀って元々他に武器が亡くなっちゃった時の、最後の頼みだったんだ。。。。
侍はそもそも弓矢や槍を使って騎馬で戦う専門家だったなんて、今まで知らなかった
大太刀を背中に背負ってるなんて、かっこいい!!!
昔は侍に息子が生まれたら刀を贈り、今は子供が生まれたら子守用のiPadを贈る
侍も刀もすっごくクール!
太刀と刀の違いって、刃の反り具合だと思ってた
蝦夷の剣が日本の刀に影響を与えたのかなぁ?
刀から、19-20世紀の軍刀までの変化ってどうやって起こったんだろう?
侍にとって刀って一生モノの財産だったんだねぇ、今のサラリーマンだと何が刀に当たるのかなぁ?
中世の騎士の剣はそれほど神聖な物じゃなかったけど、刀は神聖なものだったんだね
刃はできるだけ長い方が、敵との距離を保てるから有利かと思ったんだけど。。。。
モンゴル来襲をきっかけに、刀が短くなった、ってどっかで読んだけど
刀が実戦用でしかなかったときは、その作りももっと武骨だったらしいね、収集の対象になってから洗練されたデザインになったみたい
そういえば、草薙の剣も直刀だよね
侍って、ホントにいつでも刀腰に差してたの? 腰が痛くなりそう。。。。。
いつも身に着けてたけど、めったに実戦では使わなかったんだ
日本人は背も低いし腕も短いから、刀は短い方が使いやすかったんだろうね
刀に適した鋼って、どこで手に入れてたんだろう?
切りつける武器は、反りがあった方が有効に使えるよね
どの代だったかの将軍が、刀のスペックを決めたんじゃなかったっけ?
キルビルに出てきた、服部半蔵の刀って、どんなだったっけ?
長い間、侍って刀しか使わないって思ってたけど、槍とか薙刀とか弓矢とかいろいろ武芸に通じてたんだねぇ
https://www.youtube.com/watch?v=XJ1EF6HHceE