- Date: Sun 23 08 2020
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外国人「京都の人はコロナが収まっても外国人観光客には来てほしくないと思ってるらしい…」(海外反応)
Coronavirus Chased Off Tourists—Lots of Locals Don’t Want Them Ever Flocking Back
京都の人は、コロナが収まっても外国人観光客には京都に戻ってきてほしくないらしい
古都から観光客は消え去り、それが将来的に観光客を呼び戻すかどうかという不協和音にとってかわられている
Mimiko Takayasu(80)は、一世紀にわたって続く芸者置屋のおかみだ
コロナのパンデミックが起きるまでは、祇園は舞子の姿をカメラに収めようという素人のパパラッチで溢れていた
“祇園中がアミューズメント施設のようになってしまい、舞子はまるでミッキーマウスのような扱いを受けていました” とTakayasuは語る
彼女はコロナが終息しても観光客には戻ってきてほしくないと思っている
しかし、パンデミック以前の数の観光客が戻ってくることが死活問題になっている人たちもいる
このような議論は特にヨーロッパの他の都市でも起こっている
文化都市が、格安航空券で支えられた大量の観光客で溢れかえっていた状態の以前の様子に戻ること、を望んでいる人たちもいるのだ
京都市長の門川大作(69)は、「京都は観光都市ではない」と言い「コロナ以前のツーリズムの在り方に戻ることはない」と述べた
門川は、京都を任天堂や京セラを擁するIT先進都市として認識してほしいと望んでいる
しかし、昨年一年で外国人観光客が京都に落とした30億ドルを諦めることは難しい
Masamitsu Fujita(43)は、数年前にバックパッカー向けの宿泊施設を2棟建設した
ローンを返済するためには、月々15,000ドルほど必要だが、現在のところ返済には政府の助成金を頼っている
Fujitaは、外国人ビジターが戻ってくるかどうかが “死活問題” だと言い、祇園の人々の考えていることは理解できない、と語る
東北大震災が起きた2011年から2019年までの間に、日本への海外からのビジター数は3,200万人(約5倍)となった
その多くが京都まで足を延ばし、金閣寺や二条城を訪れた
多くの海外のホテルチェーンも京都に進出し、昨年オープンしたパークハイアットはベーシックの客室でも一泊1,000ドルだと言われている
パンデミック以前でも、京都は観光客数を抑え込み始めていた
一泊ごとに利用者やビジネスに対して税金を課し始め、観光客に良いマナーを訴えるポスターなどを掲げ始めた
祇園では、ディスカウントストアやハンバーガー店などの出店は認めていない
現状では、市側は今以上観光客を制限するような政策は発表していない、パンデミックのお陰で何もしなくてもこの先数か月は外国人観光客が訪れる心配がないからかもしれない
しかし門川は、立ち入り禁止の地域に侵入したり舞子を追い回し写真を撮ったりするような観光客の訪問は制限したいと考えている
「もちろん、京都の文化や歴史に触れ、リラックスした時間を過ごしたい人たちは歓迎します」
同様な感傷がアムステルダムでも起きている
アムステルダムでは、「パンデミック以前に既に税金を上げ、赤線地帯へのツアーを禁止したそのおかげで、今ではその地域に住む人々は静かな暮らしが送れている」と市のマーケティングを担当するHeleen Jansenは語る
市は、より良いバランスを模索しており、先月一定の地域での部屋の貸し出しを禁止したが、同時に世界に対して強面のところを見せたいわけではない
「我々は、オープンでインターナショナルな社会です」とJasenは語る
「“来ちゃ駄目よ”って言うのは奇妙に聞こえるでしょ?」
400年の歴史を誇る京都の錦市場では、Hiroko Takemoto(86)と彼女の夫が地元でとれた小豆と黒豆を売っている
「観光客は大声で話して写真はいっぱい撮るけど、あまり買ってはくれないねぇ」と彼女は言う
「元々のお客さんから、あまりに人が多すぎて足が遠のいちゃうって言われたよ」
「でも、今は(観光客が減ったから)そういう人たちも市場に戻って来たね」
彼女は商品の袋の上に、中国語と英語で “商品に触らないでください” と表示している
豆はとても繊細で割れやすいのだ
74歳の不動産投資家、Keisuke Tagamiは、以前は京都の良く訪れていたが最近は足が遠のいていると言う、中国人の団体観光客の数があまりに多すぎるのだ
そんな彼も、最近京都を再訪した
地元で醸造された酒の瓶を抱え、「今の京都が最高です」と答える
錦市場で魚屋を営むFusao Mita(79)は、このコメントには反対だ
欧米人には人気がないが、中国人は鰻の蒲焼を良く買ってくれる
市場が英語と中国語で、歩きながら物を食べないようにというサインを貼りだしてからは、観光客のマナーは良くなった、とMitaは語る
門川市長は、「市は特定の人たちを観光から締め出そうとしているわけではない」と主張し、「中国人だけを排斥するのは間違っている」と言う
祇園のビジネスオーナーたちは、最近コロナ後の京都に関して話し合う機会を設けた
そこでは、外国人観光客に着物を貸し出して茶会を体験するという案は否定された
観光客が間違った着物を着方で街を歩き回ることを恐れたためだ
ビジネスオーナーのグループリーダー、Isokazu Otaは「祇園はやっと今、古き良き時代の姿に戻りました」「これを楽しみましょう」と言う
この言葉に、テーブルを囲んだ人たちは笑い声をあげた
「でも何もしないままでいると、奴らは以前のように祇園を占領してしまうでしょう」とOtaは続けた
消費優先型のツーリズムVS昔ながらのツーリズム、っていう議論はどこでもあるよね
地中海の島々も、ヨーロッパの格安航空会社のお陰で、パーティーアイランドみたいになっちゃったところが多いよねぇ
ベニスでもこの前、クルーズ船寄港反対のデモがあったよ
イギリス人のパリピツーリストが、今年の夏はサウス・イングランドに集結しちゃって、地元は良い迷惑だ。。。。。
マナーがなってない観光客は僕だってお断りだけど、観光客を締め出すともっと深刻な問題が出てきちゃうからね
飛行機が飛んでないから、とりあえずCO2が削減されたって言うのは良いニュースだ
京都みたいなところでは、観光業に成り代わる産業を築き上げるのがとても大切だよ
コロナ以前の時代には、観光業って手っ取り早くお金が入ってくる産業だったからなぁ
観光業で生計を立ててる人がすごく多いから、観光客来るな!って言うのは無理
観光産業をいきなり辞めちゃうんじゃなくて、段々と別の産業にシフトしている方法を考えないと
日本が大好きだからもう何度も日本に行ってるけど、観光客うぜぇっておもう地元の人の気持ちもわからないでもないな
海外に旅行に行く時は、地元の生活習慣になじむように気を付けてるけど、自国の習慣をそのまま持ち込んじゃう人が多いのかな?
現代の “集団での旅行” って言うのは、考え直す時期に来てるんだと思う
集団でパーティーばっかりやってる観光客を制御するために、クルーズ船があるんじゃない
海外旅行に行くと、“旅の恥は搔き捨て” でとんでもないことする奴が一定数いるよね
今日本に住んでるから、2月に京都に行ったけど人が少なくて今までと全然違う京都を堪能できたよ
一度に訪問する人の上限を設けることはできないのかな?
観光客の数が地元の人より多くなっちゃうと、問題が起きやすくなるんだと思う
格安ツアーとか格安航空券とかが諸悪の根源
京都は観光地じゃないって言うなら、まず学校の修学旅行受け入れを辞めろよ!
観光客が多すぎるって言ってるのに、どんどん新しいホテルに建設許可を出してる市の態度もおかしくない?
政治家の言ってることは、やってる事と正反対
観光客の落とすお金が無くなったら、どうやって市の財政を維持するつもりなんだろう?
観光客が間違った着物の着方で街を歩いたら恥ずかしい、ってちょっと高飛車すぎるコメントだと思う。。。。
https://www.reddit.com/r/japan/comments/iayll7/kyoto_coronavirus_chased_off_touristslots_of/
http://archive.is/NqflO#selection-1167.0-1193.239