- Date: Thu 03 12 2020
- Category: 雑談
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海外「読むのを途中でやめられない!」東野圭吾に湊かなえ!日本のミステリー小説を絶賛する外国人に海外議論(海外反応)
海外「読むのを途中でやめられない!」東野圭吾に湊かなえ!日本のミステリー小説を絶賛する外国人に海外議論(海外反応)
投稿者
なぜ日本のミステリー小説がおもしろいのか
今年から日本のミステリー小説をよみはじめました 今まで読んだものとは全くちがって驚きました
まずミステリー/探偵小説や日本文学全般が好きです なので僕の意見は若干かたよってるかとはおもいます でもだれでもこの本ですばらしい時間がすごせると思っています
この本が好きなのは個人に焦点をあててそれぞれの視点から話しをすすめていっていることです 僕はアガサ=クリスティやジョー=ネスボ ジェシーあるダーオルソンなども読んできましたが彼らはキャラクターよりも謎解きに焦点をおいています
ハンニバルのシリーズやハリーホールのシリーズも大好きですがこれは小説よりもむしろ映画的な要素が強い気がしています 調査は好きですが本の半分は犯人やその動機などではなく敵対者の怖さみたいなものを書いている事に気がつきました だからそれが悪いって言う事ではないんですが
しかし日本のミステリーはもっと登場人物をふかく掘り下げていく事で事件をすべての側面から理解できたのです 銃撃戦や警察の突入や今すぐ殺される恐怖などなしで場面の隅においてくれているというか この点ではクリスティに近いのですがだ「だれがやったか」というところだけがだいじなわけではないのです
1 東野圭吾
この人はこのジャンルで優勝です 彼の著書全部をよんでも同じ話しを読んでる気がしません かれの本の組み立てはそれぞれ全く違っていて1人がこんなに違うミステリーを考えられるなんてすごいと思う 彼の一番人気のシリーズは探偵ガリレオで3冊が英訳されています
クラシックな「だれがやったか」というものに近いと思うのですが誰がやったかよりもなぜかとどうやっての部分が主に語られています 僕が一番好きなのは加賀シリーズで探偵の考えをなぞっていくのではなく事件の関係者の考えをずっと見て聞くのです 新参者では加賀は転勤して彼が殺人がおこった場所を歩き回りお店の人やサラリーマンなどと話しをするのですがそれを加賀の視点からではなく話しをされた人の視点で知る事ができます いまは9冊の本が英訳されていますが 容疑者Xの献身から読み始めるのがおすすめ 僕が一番好きなのは 破線のマリスです
2 桐野夏生
OUT からすべては始まりました 雑で現実的 そしてほんとうにおもしろい アウトは夫を殺した妻とその遺体の始末を手伝った友達の話しなのですが登場人物の動機がわかると思うのもがたくさんでてきます 誰の視点からみるかによってその人物の印象が全く変わっていくものおもしろいと思います リアルワールドやグロテスクはその点ではとても似ている 犯罪自体よりも人間の本質にせまるものです 現代日本のドフトエフスキーをよんでいる気持になります
3 湊 かなえ
告白は最高です 最初を読んだだけで引き込まれます 彼女の話しでは心理的なものと人間性の醜さが語られます もちろんミステリーの要素もたくさんあります 告白と贖罪が英訳されていてページをめくるてがとまりません 3人のなかでは一番映画的な小説で告白は映画化されて2010年のオスカーにノミネートされています 限界まで追いつめられた少数の人達がする復讐の物語です 悲劇を話しそれに関わった人達の未来がどのように崩壊していくかを書いています
ほかにも日本のミステリーのジャンルにはすぐれた著者がたくさんいます この3人は僕がいいと思った人達ですが今年になって読み始めたのでまだまだ読むものはたくさんあります おすすめの本があれば教えてください
冬の読み物に最高って感じだね すばらしいおすすめをありがとう
↑投稿者
それは考えた事なかったけど ほんとうに冬に読むには最高だね
私が読もうと思ってなかったジャンルの紹介に時間をかけてくれてありがとう これから絶対に読もうとおもいます まずは 容疑者Xの献身 から
↑
誰かが私に容疑者Xを勧めてくれたんだけどいまでは私がみんなにそれをすすめているのよ この人がいってるようにミステリー自体よりも人間の動機に焦点を当てている事に感心してるの 追加のおすすめをありがとう 探してみるわね
↑
これを読んで刺激を受けたよ この投稿で名前がでたものをすべてダウンロードした これから2カ月分の本を提供してくれてありがとう 他にも日本の著者でいいと思った人はいる? ジャンルは違っても? 僕がずっと好きなのは村上春樹だけど 彼が誰かを知るまえからずっといいとおもってたんだ 安部公房もすきだけど
↑投稿者
嬉しいな 僕は村上春樹に飛び込んでみたいとずっと思ってはいるんだけどノルウェイの森しか読んだことない 他のお気に入りでは安部公房がおすすめ 去年砂の女をよんですごくよかった 一気に読んでしまったよ 太宰治の人間失格も人間の本質を深く掘り下げている こちらもおすすめ
↑
日本のフィクションを最近よんでるんだけど僕が気に入っているのは太宰治の人間失格 三島由紀夫の午後の曳航 が最高だよ おもしろいけどかなりくらい そういうのが好きなら 数年前にでた日本の短編集でペンギンブックもいい 日本の広い範囲の日本人作家が紹介されてる 村上春樹が紹介文をコメントを書いてておもしろいよ
貴志祐作は読んだ事ある? とってもおすすめよ 今年一番の発見だったわ
↑投稿者
おすすめをありがとう この作家はしらないけど 絶対にチェックしてみるよ クリムゾンの迷宮以外にも英訳されてるものはあるのかな?
↑
私は 新世界より を読んだわ ミステリーじゃないんだけどすごくおもしろいSF小説だった 最初はそんな感じしないんだけど
↑投稿者
新世界よりのアニメをみてすごく好きなんだ 彼の本を探してみるよ ありがとう
僕はこれでそだった 僕の叔父が探偵でよく遊びにいってたんだけどミステリー小説の本棚と探偵のパズルの本がたくさんあってそのうちの多くが日本のものだった 東野圭吾の 白夜行 は絶対に読んでみるべきだとおもう 賛否両論あるけれどね
↑
東野圭吾の 白夜行 を読み終わったところ この話しは途中で辞めるのがむずかしいほどずっとおもしろくて捕まってしまったよ 容疑者Xの献身が最初に読んだ本だったんだけど 彼の語り口にやられっぱなしだよ 登場人物の 桐原亮司と西本雪穂にはまったんだ スリルある経験を保証するよ
容疑者Xの献身を買う事にしたよ
↑投稿者
絶対に後悔しないから!
桐野夏生は大好きなの もっとみんなに知ってもらえるといいなっておもってる
ここででた作家は全く読んでないけど でも僕のおすすめは横山秀夫の 64(ろくよん) だいぶ前に読んだから詳細は覚えてないんだけど 昔の未解決事件が警察官が新しい事件に対する反応に暗い影をおとしているようなはなしだった
↑
いい本だよ
↑
64 最高!
東野圭吾は2番目に好きな作家だな 犯罪スリラー/殺人ミステリー小説に限っていえば一番だけど 完璧なベン=ダイヤグラム が アガサ=クリスティの複雑なプロットと パトリシア=ハイスミスの犯罪心理と近代の警察手続きの間くらいに重なった感じかな ぼくがいっておきたいのは翻訳はとってもドライになりがちだってこと 警察の捜査に関するとことではいいんだけど 予想してないとちょっとおざなりって感じがするかもね
彼の探偵ガリレオシリーズは特によくてホームズ/ポアロ的な語り口で 探偵の技術とひらめきで事件を解決するのではなくて彼は心理学の教授で科学的な方法と結果をどう見るかによって事件を解決する 最初はそんな感じがしないのに事件の層の厚さを作っていくんだ
東野圭吾の本で唯一つまらないと思ったのは ゲームの名は誘拐 だけ 最後の緊張感はよかったけど3/4はエンディングのためにかかれてるだけってかんじがした
↑
ゲームの名は誘拐 の感想は僕も同じだよ 他の話しとくらべると勢いがちがうよね
投稿をありがとう ミステリー小説を最近読み始めて海外の作品を読んでみようと思い始めたところだったんだ 作家の名前があがってくるのは助かるよ
ちょっと前に兄が買ってきてくれた アウト は良かったよ
日本のミステリーが好きなら江戸川乱歩を読んでみて欲しい 日本のミステリーフィクションのアイコン的存在だよ まさに芸術
↑投稿者
いま彼の短編集を読もうとしていたところだよ 提案をありがとう
https://www.reddit.com/r/books/comments/k1jmhz/why_japanese_mystery_novels_are_amazing/
投稿者
なぜ日本のミステリー小説がおもしろいのか
今年から日本のミステリー小説をよみはじめました 今まで読んだものとは全くちがって驚きました
まずミステリー/探偵小説や日本文学全般が好きです なので僕の意見は若干かたよってるかとはおもいます でもだれでもこの本ですばらしい時間がすごせると思っています
この本が好きなのは個人に焦点をあててそれぞれの視点から話しをすすめていっていることです 僕はアガサ=クリスティやジョー=ネスボ ジェシーあるダーオルソンなども読んできましたが彼らはキャラクターよりも謎解きに焦点をおいています
ハンニバルのシリーズやハリーホールのシリーズも大好きですがこれは小説よりもむしろ映画的な要素が強い気がしています 調査は好きですが本の半分は犯人やその動機などではなく敵対者の怖さみたいなものを書いている事に気がつきました だからそれが悪いって言う事ではないんですが
しかし日本のミステリーはもっと登場人物をふかく掘り下げていく事で事件をすべての側面から理解できたのです 銃撃戦や警察の突入や今すぐ殺される恐怖などなしで場面の隅においてくれているというか この点ではクリスティに近いのですがだ「だれがやったか」というところだけがだいじなわけではないのです
1 東野圭吾
この人はこのジャンルで優勝です 彼の著書全部をよんでも同じ話しを読んでる気がしません かれの本の組み立てはそれぞれ全く違っていて1人がこんなに違うミステリーを考えられるなんてすごいと思う 彼の一番人気のシリーズは探偵ガリレオで3冊が英訳されています
クラシックな「だれがやったか」というものに近いと思うのですが誰がやったかよりもなぜかとどうやっての部分が主に語られています 僕が一番好きなのは加賀シリーズで探偵の考えをなぞっていくのではなく事件の関係者の考えをずっと見て聞くのです 新参者では加賀は転勤して彼が殺人がおこった場所を歩き回りお店の人やサラリーマンなどと話しをするのですがそれを加賀の視点からではなく話しをされた人の視点で知る事ができます いまは9冊の本が英訳されていますが 容疑者Xの献身から読み始めるのがおすすめ 僕が一番好きなのは 破線のマリスです
2 桐野夏生
OUT からすべては始まりました 雑で現実的 そしてほんとうにおもしろい アウトは夫を殺した妻とその遺体の始末を手伝った友達の話しなのですが登場人物の動機がわかると思うのもがたくさんでてきます 誰の視点からみるかによってその人物の印象が全く変わっていくものおもしろいと思います リアルワールドやグロテスクはその点ではとても似ている 犯罪自体よりも人間の本質にせまるものです 現代日本のドフトエフスキーをよんでいる気持になります
3 湊 かなえ
告白は最高です 最初を読んだだけで引き込まれます 彼女の話しでは心理的なものと人間性の醜さが語られます もちろんミステリーの要素もたくさんあります 告白と贖罪が英訳されていてページをめくるてがとまりません 3人のなかでは一番映画的な小説で告白は映画化されて2010年のオスカーにノミネートされています 限界まで追いつめられた少数の人達がする復讐の物語です 悲劇を話しそれに関わった人達の未来がどのように崩壊していくかを書いています
ほかにも日本のミステリーのジャンルにはすぐれた著者がたくさんいます この3人は僕がいいと思った人達ですが今年になって読み始めたのでまだまだ読むものはたくさんあります おすすめの本があれば教えてください
冬の読み物に最高って感じだね すばらしいおすすめをありがとう
↑投稿者
それは考えた事なかったけど ほんとうに冬に読むには最高だね
私が読もうと思ってなかったジャンルの紹介に時間をかけてくれてありがとう これから絶対に読もうとおもいます まずは 容疑者Xの献身 から
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誰かが私に容疑者Xを勧めてくれたんだけどいまでは私がみんなにそれをすすめているのよ この人がいってるようにミステリー自体よりも人間の動機に焦点を当てている事に感心してるの 追加のおすすめをありがとう 探してみるわね
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これを読んで刺激を受けたよ この投稿で名前がでたものをすべてダウンロードした これから2カ月分の本を提供してくれてありがとう 他にも日本の著者でいいと思った人はいる? ジャンルは違っても? 僕がずっと好きなのは村上春樹だけど 彼が誰かを知るまえからずっといいとおもってたんだ 安部公房もすきだけど
↑投稿者
嬉しいな 僕は村上春樹に飛び込んでみたいとずっと思ってはいるんだけどノルウェイの森しか読んだことない 他のお気に入りでは安部公房がおすすめ 去年砂の女をよんですごくよかった 一気に読んでしまったよ 太宰治の人間失格も人間の本質を深く掘り下げている こちらもおすすめ
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日本のフィクションを最近よんでるんだけど僕が気に入っているのは太宰治の人間失格 三島由紀夫の午後の曳航 が最高だよ おもしろいけどかなりくらい そういうのが好きなら 数年前にでた日本の短編集でペンギンブックもいい 日本の広い範囲の日本人作家が紹介されてる 村上春樹が紹介文をコメントを書いてておもしろいよ
貴志祐作は読んだ事ある? とってもおすすめよ 今年一番の発見だったわ
↑投稿者
おすすめをありがとう この作家はしらないけど 絶対にチェックしてみるよ クリムゾンの迷宮以外にも英訳されてるものはあるのかな?
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私は 新世界より を読んだわ ミステリーじゃないんだけどすごくおもしろいSF小説だった 最初はそんな感じしないんだけど
↑投稿者
新世界よりのアニメをみてすごく好きなんだ 彼の本を探してみるよ ありがとう
僕はこれでそだった 僕の叔父が探偵でよく遊びにいってたんだけどミステリー小説の本棚と探偵のパズルの本がたくさんあってそのうちの多くが日本のものだった 東野圭吾の 白夜行 は絶対に読んでみるべきだとおもう 賛否両論あるけれどね
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東野圭吾の 白夜行 を読み終わったところ この話しは途中で辞めるのがむずかしいほどずっとおもしろくて捕まってしまったよ 容疑者Xの献身が最初に読んだ本だったんだけど 彼の語り口にやられっぱなしだよ 登場人物の 桐原亮司と西本雪穂にはまったんだ スリルある経験を保証するよ
容疑者Xの献身を買う事にしたよ
↑投稿者
絶対に後悔しないから!
桐野夏生は大好きなの もっとみんなに知ってもらえるといいなっておもってる
ここででた作家は全く読んでないけど でも僕のおすすめは横山秀夫の 64(ろくよん) だいぶ前に読んだから詳細は覚えてないんだけど 昔の未解決事件が警察官が新しい事件に対する反応に暗い影をおとしているようなはなしだった
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いい本だよ
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64 最高!
東野圭吾は2番目に好きな作家だな 犯罪スリラー/殺人ミステリー小説に限っていえば一番だけど 完璧なベン=ダイヤグラム が アガサ=クリスティの複雑なプロットと パトリシア=ハイスミスの犯罪心理と近代の警察手続きの間くらいに重なった感じかな ぼくがいっておきたいのは翻訳はとってもドライになりがちだってこと 警察の捜査に関するとことではいいんだけど 予想してないとちょっとおざなりって感じがするかもね
彼の探偵ガリレオシリーズは特によくてホームズ/ポアロ的な語り口で 探偵の技術とひらめきで事件を解決するのではなくて彼は心理学の教授で科学的な方法と結果をどう見るかによって事件を解決する 最初はそんな感じがしないのに事件の層の厚さを作っていくんだ
東野圭吾の本で唯一つまらないと思ったのは ゲームの名は誘拐 だけ 最後の緊張感はよかったけど3/4はエンディングのためにかかれてるだけってかんじがした
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ゲームの名は誘拐 の感想は僕も同じだよ 他の話しとくらべると勢いがちがうよね
投稿をありがとう ミステリー小説を最近読み始めて海外の作品を読んでみようと思い始めたところだったんだ 作家の名前があがってくるのは助かるよ
ちょっと前に兄が買ってきてくれた アウト は良かったよ
日本のミステリーが好きなら江戸川乱歩を読んでみて欲しい 日本のミステリーフィクションのアイコン的存在だよ まさに芸術
↑投稿者
いま彼の短編集を読もうとしていたところだよ 提案をありがとう
https://www.reddit.com/r/books/comments/k1jmhz/why_japanese_mystery_novels_are_amazing/